ここ最近の気候変動や環境変化は、とても深刻な状態です。そして、人間だけではなく地球に住む生物たち全てに関わる問題です。この記事では、世界の絶滅危惧種や持続可能な社会をつくる投資について、ご紹介していきます。

世界の絶滅危惧種

絶滅危惧種とは、絶滅の危機にある生物のことです。約213万以上の野生生物のうち、約4万以上が絶滅危惧種になっています。

絶滅のおそれのある種のレッドリスト」というものがあり、絶滅の危険度によってランクづけされ、9つのカテゴリーに分けられているとのこと。

9つのうち「CR(深刻な危機)」「EN(危機)」「VU(危急)」の3分類が、絶滅危惧種とされています。この3分類には、動物園などにいる身近な動物たちも入っています。

CR(深刻な危機)
・ゴリラ
・オランウータン
など

EN(危機)
・トラ
・レッサーパンダ
・チンパンジー
・ラッコ
など

VU(危急)
・ジャイアントパンダ
・ホッキョクグマ
・カバ
・ライオン
・チーター
・トナカイ
など

絶滅危惧種は増加傾向で、直近20年で約4倍になっているそうです。絶滅の要因はいくつかありますが、環境問題や環境破壊などの人間による活動が深く関わっています。

また、気候変動の影響も大きく受けており、人間を含む生物たちにとって地球環境は過酷な状況になりつつあります。

参考:ELEMINIST

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持続可能な社会をつくる投資

これから先の地球環境を守り、持続可能な社会をつくる投資として、注目されているのが「ESG投資」です。ESG投資とは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に配慮して行われる投資のこと。

企業の利益を追求するだけではなく、この3つの指標を満たす会社やプロジェクト等に投資することで、より良い社会をつくっていくという考え方です。

ESGを考慮する企業は、長期的に企業価値の最大化を実現する可能性が高く、持続可能な企業として認知され、投資家からの支持を集めています。

人間も地球に暮らす一員であり、この深刻な状況を変えていくことが必要不可欠です。投資のチカラで、他の生物たちと共に歩んでいく地球環境を守っていきましょう!

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