過去最高を記録する猛暑と、頻発するゲリラ豪雨などの異常気象。地球環境の変化や温暖化の兆候を肌で感じる人も増えているのではないでしょうか。この記事では、地球温暖化の現状と再生可能エネルギーの重要性、再生可能エネルギーへの投資について、ご紹介していきます。

地球温暖化の現状

地球の二酸化炭素濃度は年々上昇しており、世界の平均気温(2011〜2020年)は産業革命期と比べて1.09℃高くなったそうで、二酸化炭素濃度と気温は密接に関わっています。

平均気温が1.5℃上がると、

・世界の人口13.8%が、5年に1回は深刻な熱波にさらされる
・100年に1度の可能性で、夏の北極海の海氷が消失する
・サンゴ礁が、さらに70〜90%減少する
・世界全体の年間漁獲量が、約150万トン減少する

など、様々な影響が予測されています。

そして、もし平均気温が2℃上がったら、地球環境や自然災害の頻度・規模が大きく変わってくる可能性があると言われています。

物事が急速に変化する転換点は「ティッピングポイント」と呼ばれ、1.5℃は地球温暖化のティッピングポイントだと考えられているようです。

気温上昇を1.5℃以内にするには、二酸化炭素の排出量を2030年までにほぼ半分、2050年までに実質ゼロにしなければいけません。

二酸化炭素の排出量を抑え、地球温暖化を抑制する取り組みを進めていくことが求められています。

参考:朝日新聞デジタル

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再生可能エネルギーの重要性

2023年に開催された国連の気候変動対策会議「COP28」において、2030年までに再生可能エネルギーの発電容量を世界全体で3倍にするという目標が掲げられました。

こうした動きから、再生可能エネルギーの導入や脱炭素化への取り組みは、世界中で広がっていくと思います。

日本における再生可能エネルギーの導入は、太陽光発電が多いようです。住宅や工場、倉庫などの建築物の屋根に設置される事例が増えてきています。

また、次世代型太陽電池の開発も進められており、軽量で柔軟な素材であることから、今まで設置が困難だった場所にも設置が可能になるそうです。

世界の情勢や日本国内での動きを見ると、再生可能エネルギーの重要性と今後の拡大を感じ取ることができると思います。

未来の社会に欠かせないものである再生可能エネルギーは、これからますます存在感を増していくことでしょう。

参考:経済産業省 資源エネルギー庁

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再生可能エネルギーへの投資

再生可能エネルギーの導入やプロジェクト開発を推し進め、持続可能な社会をつくる投資として、「ESG投資」が注目されています。ESG投資とは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に配慮して行われる投資のこと。

企業の利益を追求するだけではなく、この3つの指標を満たす会社やプロジェクト等に投資することで、より良い社会をつくっていくという考え方です。

ESGを考慮する企業は、長期的に企業価値の最大化を実現する可能性が高く、持続可能な企業として認知され、投資家からの支持を集めています。

地球温暖化は私たちの想像以上に進んでおり、早急に対応・対策をしなければ手遅れになってしまうかもしれません。

すべての生物が生きる地球のことを考え、暮らしの見直しや投資の選択など、私たちにできることから少しずつ始めていきましょう!

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