再生可能エネルギーの未来を担う、メガソーラー(大規模な太陽光発電)と蓄電池

脱炭素社会に向けて、再生可能エネルギーの導入が加速しています。その中でも特に、太陽光発電の普及が目覚ましいです。この記事では、大規模な太陽光発電であるメガソーラーと蓄電所の役割や成功事例、再生可能エネルギーへの投資について、ご紹介していきます。  メガソーラーとは メガソーラーは、1000kW(1MW)以上の大規模な太陽光発電システムのことを指します。年間の発電量としては、一般家庭の約200世帯の年間消費電力がまかなえると考えられています。 大規模化することで建設コストが下げられる観点から、広大な土地を確保しやすい海外を中心に、メガソーラーの開発が増えているようです。 参考:日経BP 蓄電所の役割 蓄電所は、電力システムに組み込まれた、電力を貯蔵する施設です。蓄電池(

二酸化炭素の削減に繋がる、原子力エネルギーとは?

脱炭素や再生可能エネルギーに注目が集まる中、原子力エネルギーにも関心が寄せられています。原子力エネルギーは、地球温暖化の対策として有効なのでしょうか。この記事では、原子力発電による二酸化炭素の抑制効果や原子力発電のリスク、環境に配慮した持続可能な投資について、ご紹介していきます。 原子力エネルギーとは 核分裂(2つ以上の原子核に分裂すること)で、大量の熱エネルギーが発生します。この熱エネルギーを活用して発電機を回して発電するのが、原子力発電です。 原子力は少量の燃料で多くのエネルギーをつくることができるため、原子力発電は燃料の運搬や貯蔵において優れていると言われています。 発電する際は二酸化炭素を排出せずに大量の電力を安定供給でき、使い終わった燃料は再処理することで再利用することができます。 参考:電気事業連合会  原子力発電と二酸化炭素の抑制効果 太陽光発電などの再生可能エネルギーと同じように、原子力発電は発電時に二酸化炭素を排出しません。そのため、

【投資家が知るべき、気候変動】気温の上昇による、環境への影響は?

新緑の季節、少しずつ気温が上がってくるようになりました。猛暑が心配されていますが、気温の上昇は私たちの暮らしにどのような影響を与えるのでしょうか。この記事では、気温上昇の現状や環境への影響、環境に配慮した投資について、ご紹介していきます。 気温上昇の現状 気象庁によると、2023年の日本の平均気温および日本近海の平均海面水温が、統計開始以来で最も高かったそうです。世界気象機関(WMO)の発表でも、2023年の世界平均気温が観測史上で最も高かったとのこと。 日本だけでなく世界各地で異常高温が起こり、異常気象による大雨や洪水、山火事などの自然災害が多く発生しました。 地球規模での気温上昇は、とても深刻な事態です。異常気象が増えている要因として、地球温暖化による気候変動が関係していると言われています。 ▼こちらの記事もチェック! 地球温暖化とは?

【投資家が知るべき、環境問題】世界で広がっている砂漠化

日本ではあまり馴染みのない砂漠ですが、世界の至るところで砂漠化が広がっています。環境問題とも密接に関係している、地球の砂漠化。この記事では、世界各地の砂漠化や環境に与える影響、持続可能な世界への投資について、ご紹介していきます。 砂漠化とは 砂漠化とは、植物が育つ土地から育ちにくい土地に変わってしまうことです。もともと生物が生きていた場所が砂漠になることで、生きられる場所がなくなっています。 砂漠化の原因は、主に2つあります。 ・気候的要因 天候に関係した原因。地球温暖化や森林の減少、海水温の上昇などが関係しているようです。 ・人為的要因 人間の活動で引き起こされた問題。植物や森林が少なくなり、風で土が飛ばされたり雨水で土が流されたりといったことが起きています。 この人為的要因である人間の活動が、砂漠化に大きく影響していると言われています。

環境と未来を考える!大阪万博のSDGs取り組み

いよいよ2025年に、大阪万博が開催されます!色々なニュースが飛び交っていますが、SDGs達成に向けての試みも企画されているようです。この記事では、大阪万博のSDGs取り組みやそれによる影響、持続可能な投資について、ご紹介していきます。 大阪万博とは 万博は、世界中からたくさんの人・モノが集まるイベントです。様々な地球規模の課題に取り組むため、世界各地から優れた知恵が集結する場になります。 1970年にアジアで最初に開催された「大阪万博」は、日本の高度経済成長を象徴するイベントとなりました。 2005年に開催された「愛・地球博」に続き、2025年の「大阪万博」は、

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