暖冬や気温上昇など、様々な気候変動に関するニュースを目にする昨今。地球温暖化がますます進行しており、地球環境の悪化はとても深刻な状況です。この記事では、地球温暖化や温室効果ガスの種類と原因、地球温暖化がもたらす影響について、ご紹介していきます。
地球温暖化とは
産業革命以降、化石燃料を大量に燃やして使うようになり、二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中に排出されるようになりました。大気中の温室効果ガス濃度が高まり、熱の吸収が増えたことで気温が上昇し、地球が温暖化しています。
地球温暖化が進むと、海水温の上昇や氷河が溶け出し、異常気象の発生も増えてくることから、生態系や生活環境への影響が懸念されています。
温室効果ガスの種類と原因
温室効果ガスは大気中に含まれており、赤外線を吸収して再び放出します。赤外線が熱として大気に蓄積され、地球の表面付近の大気を温めることを、温室効果と呼びます。
温室効果で地球の平均気温は14℃前後に保たれていますが、温室効果がなければ、地球の表面温度はマイナス19℃くらいになるそうです。
地球温暖化の主な原因とされている温室効果ガスには、様々なものがあります。
▼温室効果ガスの種類
二酸化炭素(CO₂) :76.7%
メタン(CH₄) :14.3%
一酸化二窒素(N₂O) :7.9%
フロン類(CFCs、HCFCs):1.1%
など
人為的な温室効果ガス排出量の中で、二酸化炭素が占める割合は大きく、温暖化への影響が大きいと言われています。
▼温室効果ガスの主な発生原因
二酸化炭素 :化石燃料(石油や石炭)の燃焼
メタン :家畜、埋め立て、化石燃料の採掘
一酸化二窒素:燃料の燃焼、窒素肥料
フロン類 :エアコン、断熱材
上記のように、石油や石炭などの化石燃料を燃焼することで排出される温室効果ガスが、温暖化を進めていると考えられるでしょう。
地球温暖化がもたらす影響
地球温暖化は、私たちの生活に大きく関係しています。
・気温や海面の上昇
・雨量や猛暑日の増加
・台風など自然災害の頻発
こうした地球環境の変化から、食料供給の減少や健康被害の増加が危惧されています。最近では、異常気象によって移住せざるを得なくなった人々を指す「気候難民」という言葉も出てきています。
島国である日本も他人事ではなく、気候難民が出てくる可能性はあるでしょう。私たち一人ひとりの取り組みがより一層求められていると思います。
参考:家電製品協会
地球環境に配慮した、持続可能な投資
投資においても、地球環境への配慮や持続可能な事業であることが大事な要素になっています。長期投資の視点で持続可能な社会づくりに貢献でき、世界中の投資家から注目を集めているのが、ESG投資です。
ESG投資とは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に配慮して行われる投資のこと。
企業の利益を追求するだけではなく、この3つの指標を満たす会社やプロジェクト等に投資することで、より良い社会をつくっていくという考え方です。
経済の発展を優先してきたために、地球温暖化や環境の悪化がここまで進んでしまったのではないでしょうか。今からでもできることで、私たちの暮らしを守っていきましょう!
まとめ
地球温暖化は大気中の温室効果ガス濃度が高まり、熱の吸収が増えたことで気温が上昇していることです。
地球温暖化の主な原因とされている温室効果ガスには、様々なものがあります。人為的な温室効果ガス排出量の中で、二酸化炭素が占める割合は大きく、温暖化への影響が大きいとのこと。
地球温暖化は、私たちの生活に大きく関係しています。地球環境の変化から、食料供給の減少や健康被害の増加が危惧されており、私たち一人ひとりの取り組みがより一層求められていると思います。
投資においても、地球環境への配慮や持続可能な事業であることが大事な要素です。地球温暖化や環境の悪化を食い止めるために、できることから始めていきませんか?
▼再生可能エネルギーのESG投資プラットフォーム「エナジーシェアーズ」
https://energyshares.jp/