今年も花粉シーズンがやってきました。年々増加の傾向がある花粉症ですが、地球温暖化などの気候変動と関係しているという見解もあるようです。
この記事では、花粉症と気候変動の繋がり、環境変化のリスクや環境に配慮した投資について、ご紹介していきます。

2024年の花粉飛散量は、例年に比べるとほとんどの地域でやや多いという予想が出ています。昨夏の気象条件が影響してくる、花粉飛散量。気温が高く、日照時間が長く、雨が少ない夏は、多くの花芽が形成され、翌春の花粉飛散量が多くなる傾向になるそうです。

2023年の夏は猛暑だったため、2024年の春は花粉飛散量が多くなるでしょう。

花粉症の増加原因は、花粉飛散量の増加とあわせて、様々な理由が考えられています。大気汚染や食・住環境の変化、不規則な生活やストレスなど、日々の暮らしとアレルギーは密接に関係していると思います。

花粉症と気候変動の関係

花粉症が増加している背景には、気候変動が関係していると言われています。花粉飛散量は気温や雨量の影響が大きく、気候変動による気温の上昇で飛散量が増加し、飛散時期が早まることで花粉シーズンは長期化するでしょう。

昨今の技術進化で、アレルギー軽減への取り組みはされていますが、根底には気候変動という課題があります。猛暑や暖冬などから感じる、地球温暖化。私たちの生活を脅かす問題は、すぐそこまでやって来ているのかもしれません。
参考:世界経済フォーラム

環境変化でのリスク

気候変動による環境変化で、事業活動への影響も懸念されています。企業や金融機関を取り巻く環境はもちろん、色々なリスクが予想されます。

物理的リスク

・自然災害
・労働環境の悪化
・管理コストの増加 など

災害での損失やコスト上昇による財務の圧迫といった、リスクがあります。

移行リスク

・税や規制の変化
・消費や需要の変化 など

脱炭素への移行が遅れると市場や顧客を失い、企業の評価にも影響する可能性があります。
参考:全国銀行協会

 環境に配慮した投資

気候変動への対策や環境に配慮するという観点から、世界で注目を集めて広がっているのが、ESG投資です。

ESG投資とは、環境(Environment)社会(Social)企業統治(Governance)に配慮して行われる投資のこと。

企業の利益を追求するだけではなく、この3つの指標を満たす会社やプロジェクト等に投資することで、より良い社会をつくっていくという考え方です。

気候変動の影響は、私たちの健康から社会の経済リスクまで、幅広い範囲に渡ります。環境と経済のバランスを考えた投資が、これからの未来をつくっていくのではないでしょうか。

まとめ

花粉症が増加している背景には、気候変動が関係していると言われています。花粉飛散量は気温や雨量の影響が大きく、気候変動による気温の上昇で飛散量が増加し、飛散時期が早まることで花粉シーズンは長期化するとのこと。

気候変動による環境変化で、事業活動への影響も懸念され、企業や金融機関を取り巻く環境はもちろん、色々なリスクが予想されます。

気候変動への対策や環境に配慮するという観点から、世界で注目を集めて広がっているのが、ESG投資です。持続可能な暮らしと社会のために、投資の選択も考えていきましょう!

▼再生可能エネルギーのESG投資プラットフォーム「エナジーシェアーズ」
https://energyshares.jp/