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【投資家向け】知っておきたい、アメリカの脱炭素化への動き

アメリカでは、2030年までに温室効果ガス排出量10億トン削減を目指し、太陽光発電をはじめとしたクリーンエネルギーへの切り替えに多額の予算が組まれています。 この記事では、アメリカの脱炭素化に対する動向や取り組み、今後のトレンドや持続可能な投資について、ご紹介していきます。 2022年に成立した「インフレ抑制法」をきっかけに、アメリカの脱炭素化が加速しています。インフレ抑制法は、気候・エネルギー分野におけるアメリカ史上最大の投資と言われています。 主に、下記の3つを実現させることが目標です。 ・エネルギーコストの低減 ・エネルギー安全保障の強化 ・温室効果ガスの排出削減 クリーンエネルギー分野への大規模な支援として、太陽光パネルや風力タービンなどの設備建設等の投資税額控除といった施策も。 2035年までに電力を100%脱炭素で供給する目標に向けて、自然エネルギーと蓄電池の活用は拡大していくでしょう。アメリカのエネルギー省では、

ロン・デサンティス知事の反ESG政策

近年、ESG(環境・社会・企業統治)に基づいた投資の重要性が世界的に認識されていますが、アメリカのフロリダ州で「反ESG法」が成立しました。この法律は、フロリダ州内でESG投資の活動を制限するものであり、その影響が注目されています。以下では、この「反ESG法」について詳しく探っていきたいと思います。 反ESG法の内容 「反ESG法」は、フロリダ州の議会によって可決され、フロリダ州知事の署名を経て法律として発効しました。この法律は、州の公的資金や年金基金がESG指標に基づいた投資を行うことを禁止し、州の政府機関や地方自治体によるESG関連の取引や契約も制限するものです。背景には、

米大統領と EU 欧州委員会委員長の会談が実施。SDGs や ESG の動向は?!

2023 年 3 月 10 日、アメリカ合衆国のジョー・バイデン大統領と、欧州連合のフォン・デア・ライエン委員長がワシントン DC のホワイトハウスで会談を行いました。この会談は、両者が初めて対面した場となりました。一体どんな内容が合意され、前進したのでしょうか?

代替油脂スタートアップ CUBIQ Foods のフードテックを紹介!

2021 年 3 月 1 日、食品世界大手の米カーギルとスペインの代替油脂開発スタートアップCUBIQ Foods が、油脂技術の開発や製品共同開発など、商業化の加速に向けた協働を発表しました。両社は、持続可能な代替油脂の開発に取り組んでおり、今回の協働により、より効率的かつ迅速な技術開発が期待されています。この記事では、この代替油脂開発スタートアップのフードテックについて紹介します。

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