脱炭素

【投資家向け】知っておきたい、アメリカの脱炭素化への動き

アメリカでは、2030年までに温室効果ガス排出量10億トン削減を目指し、太陽光発電をはじめとしたクリーンエネルギーへの切り替えに多額の予算が組まれています。 この記事では、アメリカの脱炭素化に対する動向や取り組み、今後のトレンドや持続可能な投資について、ご紹介していきます。 2022年に成立した「インフレ抑制法」をきっかけに、アメリカの脱炭素化が加速しています。インフレ抑制法は、気候・エネルギー分野におけるアメリカ史上最大の投資と言われています。 主に、下記の3つを実現させることが目標です。 ・エネルギーコストの低減 ・エネルギー安全保障の強化 ・温室効果ガスの排出削減 クリーンエネルギー分野への大規模な支援として、太陽光パネルや風力タービンなどの設備建設等の投資税額控除といった施策も。 2035年までに電力を100%脱炭素で供給する目標に向けて、自然エネルギーと蓄電池の活用は拡大していくでしょう。アメリカのエネルギー省では、

COP28で新展開! 脱炭素化と再生可能エネルギーへの投資

2023年11月30日から約2週間にわたって、約200か国が参加した、国連の気候変動対策会議「COP28」が開催されました。再生可能エネルギーの目標も議論され、脱炭素化への動きはますます加速していくと思います。この記事では、COP28や世界的な脱炭素化、再生可能エネルギーの動向について、ご紹介していきます! COP(コップ)は、締約国会議(Conference of the Parties)の略で、条約を結んだ国々による会議のこと。1992年に国連で採択された気候変動枠組条約を結んだ国や地域が参加する、COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)は28回目になり、

ESG投資とは?メリットや問題点などをわかりやすく解説

ESG投資とは、環境、社会、企業統治の観点から投資先の企業を選ぶ手法です。SDGsが叫ばれる世の中で市場が拡大しているため、将来的にも期待できる手法でもあります。とはいえ、投資の手法にはメリットがある反面問題点もつきものです。 そこでこの記事では、ESG投資について詳しく解説します。今現在、自社にESG投資を取り入れるべきか迷われている人は、ぜひ参考にしてください。 目次 * 1 ESG投資とは * 2 Eの意味 * 3 S の意味 * 4 Gの意味 * 5 ESG投資の歴史

英国の小売大手テスコが泥炭使用を全面的に禁止

英国の小売大手テスコが、4月3日に商品として販売する英国産の観葉植物の栽培において、泥炭使用を全面的に禁止すると発表しました。泥炭とは湿原や沼地などで堆積した腐植物質のことで、植物の成長に必要な栄養分を豊富に含んでいます。しかし、泥炭の採取は環境問題を引き起こすことがあり、テスコは環境保全のため泥炭を使わない栽培方法に転換することを決めました。

⽇本の⼤⼿エネルギー企業も化⽯燃料への依存から脱却?

出光興産という⼤⼿⽯油元売り企業がありますが、「IDEMITSU」という⾔葉を⾒ると、 ガソリンスタンドを思い浮かべる⽅も多いのではないでしょうか。IDEMITSUの看板を掲げるガソリンスタンドの拠点数は国内2位で、ご覧になったことがあ る⽅も多いのではないでしょうか。脱炭素の⾔葉が毎⽇新聞やニュースで流れる今の時代において、出光興産の主軸のビジネ スは⽯油製品、⽯油化学製品、資源開発等、化⽯燃料が中⼼です。

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